最大200万円の移住・定住奨励金

先輩移住者の声

宍戸さん

  • ■富士宮市上稲子
  • ■平成21年12月静岡県静岡市より移住
  • ■夫婦2人、子ども3人

富士宮市に越してくる前は、静岡市清水区に住んでいました。「田舎で暮らしたい」という想いはずっとありましたが、移住先を稲子に決めたのはまったくの偶然からです。当時、稲子地区で開催された空家見学会に参加して、家が気に入ったので申し込んでみたら、良いお返事をいただけたので移住してきました。あとで聞いたら、その家はとても人気があり、6件もの申し込みがあったそうです。家族構成などを見て、大家さんが最終的に決めたのが、たまたま私たちだったというわけです。

趣味が高じたアクセサリー作りが、仕事としてある程度軌道に乗っていたので、仕事のことはあまり心配していませんでした。今もアクセサリーや草木染めなどの販売・ワークショップの開催などで生計を立てています。

田舎に暮らしていると、仕事なんて思いついたら思いついただけあるものです。芝刈りや山整備など、自然の中にもたくさんの仕事を見つけられます。ここに暮らしていると、「日本は資源のない国なんてウソだろう」とつくづく思います。たとえ仕事の対価をお金という形で得ることができなくても、十分すぎるほどの生活資源に恵まれています。

保育園が遠いとかバスの便が少ないとか、もちろん不便なことはたくさんあるのでしょうが、ここでの暮らしに馴染んでからは、とくに不都合を感じたことはありません。むしろ、狩りとか畑作とか、まだ十分に知らなくて、やりたいことがたくさんあります。「ない」ものより「ある」もののことで、いつも頭がいっぱいで心が躍ります。

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