富士山の恩恵に支えられ、観光地として有名な富士宮市ですが、
タイトルの通り「20代~30代の女性が戻って来てくれない」という課題を抱えています。
今回はそんな富士宮市の課題について、皆様から率直なご意見やアドバイスをいただく
アンケートキャンペーンを開催しますので是非ご協力お願いします。
※アンケートには世代や性別問わずご参加いただけます。
また、今回はアンケートキャンペーンと合わせて
20代から30代の女性から直接ご意見を頂戴するための「オンライン交流会」も開催します。
開催概要等はページの下部に記載しますのでアンケートと合わせて是非ご参加ください。
富士宮市 企画戦略課 地域政策推進室
なんといっても富士宮市は富士山のまち。
富士宮市は市域内の高低差が3741mで日本一です。富士山の標高が3776mですから、富士宮市はほとんど富士山の一部とも言えるかもしれません。この標高差により、気候も産業も地域によってさまざまです。それぞれの土地でそれぞれの特色を生かした文化が発展し、いくつもの表情を楽しめます。
富士山の恵みである湧き水は天然バナジウムが含まれており、これを原水とする富士宮市の水道水は「そのまま飲んでもおいしい」と評判です。
また、市内いくつかのスポットでは天然水を汲むこともでき、こういった汲み水を日常的に利用している人もいます。富士宮市の農業や工業は、こうした豊富な水資源を背景として発展してきました。
富士宮市のグルメといえば焼きそばのみならず、ニジマスや乳製品なども有名です。
農産物では米とお茶の栽培が盛んですが、近ごろでは新規就農して有機野菜を栽培する若者の移住も増えていて、独自のネットワークを作っています。大型直売所から路傍の無人販売まで、四季を通じて地元で育った旬の農産物が手に入りやすい環境です。
進学や就職など様々な都合で富士宮市を離れてしまう女性たち。
そんな女性たちにとって富士宮市は
「どうしても帰りたいまち」
にはなることができていないのでしょうか。
このUターン率を改善していきたい。
そしてUターン率を上げる努力をすることは、
出身者以外の方のさらなる移住にもつながっていくと考えています。
そこで、富士宮市外に住むふるさと納税寄附者の皆様からのご意見を
「暮らし」や「情報発信」の観点から
アンケートやオンライン交流会を通じてお聞かせください。
お名前:渡邊さん
職 業:事務員(市内運送会社勤務・倉庫管理等担当)
渡邊さんは富士宮で生まれ、富士宮で育ち、富士宮に就職した生粋の富士宮っ子です。富士宮市に不便は感じず、自然と人がいい感じに調和したこのまちを、気の合う友人とホームパーティや近隣へのお出かけで、プライベートも充実しているといいます。これからの富士宮を担うZ世代の一人として、市の産業に従事しながら、自分らしい生活を送る渡邊さんの、とある休日と感じていることをご紹介します!
考えられる理由としてはどうしても出会いが少ないこと、流行に時差があること、映えるスポットが少ないなど、流行に敏感な人達こ外に行ってしまうのかもしれません。 星空写真とか上手に取れたり残せるなど、富士宮ならではの流行を捉えたサービスがあるといいのではないかなと思います。
お名前:岩崎 仁
職 業:富士山ネイチャーツアーズ/BARroots&fruits
内 容:富士山の自然のすばらしさを伝える自然ガイド/夜はバーテンダー
富士山、というと富士登山を思い浮かべますが、岩崎さんは、富士山五合目より下のエリアの多様な自然環境の魅力と楽しみ方についても紹介し、様々なエコツアーを展開しているガイドをされています。
その一方で、なんと夜は自らのお店でバーテンダーとして腕をふるっています。
このインタビュー時に、「好き」を仕事にできている有難さを話していた岩崎さんの、富士宮での暮らしを教えてもらいました。
もちろん都会に比べると交通の便などは良くないですが、それを上回る自然の恩恵やストレスのない暮らしができると思っています。 きっとみんなどこかで富士宮市に帰りたいとは思っているものの、仕事の都合とかできっかけがつかめないだけだと思うんですよね。 なので、Uターンを後押しするような協力な支援制度(金銭面とか仕事面とか)そういったものを用意し、しっかり届けられると良いのではないかと思います。
若者が都市を目指して地方を離れるのは仕方ないというか、一つの必然なのではないでしょうか。生物が本能的に生息環境や繁殖環境を広げるために厳しい環境にチャレンジするのによく似ています。こういう意味では、都市は刺激的だけど、別の側面から見ると当たり前の町なのかもしれません。でも人間は思考を持っているので、このチャレンジを通して得た経験や教養から別の選択肢を作り出すことが出来ます。チャレンジという選択肢に一定程度のメド(必ずしも悪い意味ではない)を付けたときに「暮らしやすさ」という選択肢が現実的になるのではないか。移住促進においては、20~30代の若者にあふれた「当たり前の町」より、少し上の世代の「いつか住みたい町」になることを目指すべきではないでしょうか。
一方で、地域で暮らす若者にはUターンの選択肢を持ちづづけられるような教育が必要かと。この町で暮らし、生きていくことに豊かさを感じられる心を育み、方法を知るための幼少期の教育。富士宮市の魅力はやはり余暇の充実だと私は考えます。余暇を楽しむためには教養が必要です。教養が無ければ、たとえ豊かな自然があったとしても、ゲームをするとかスマホをいじるとかしてダラダラと時間を過ごすだけになってしまう。本質的な豊かさを考える機会を進めて行かなければ、流出した人口が戻って来なくなるのではないでしょうか。富士宮で暮らす教養=「余暇教育」を推進してはいかがでしょうか?
こうした上で、人口流出対策としては若者に魅力的な仕事を作るということが大切かとも。私が従事する観光事業においては、ソフト型の事業展開が山梨側と比較すると圧倒的に少ない。キャンプ場やグランピング場の乱立でハード開発が進む一方で、キャンプはその場で完結してしまう観光スタイルであるため、人口の交流が発生しづらい。観光ソフトの事業開発を進めることは、新しい観光の在り方を見出す光になるのではないか。こうした事業に地域の若者が携わり、事業化していくことが欠かせない。観光に特化した空き店舗開発補助金とかも事業スタートの助けになるかもしれません。また、企業誘致も起爆剤にはなるのでないか。小山町や富士河口湖町のような・・・
お名前:小田 梨恵子
職 業:株式会社エコキャリ代表取締役/キャリアコンサルティング/カウンセリング/研修講師
地元出身でありながら、東京・名古屋と渡り歩く間に様々な職種を経験し、今再びふるさとでの暮らしを選択している小田さん。ご自身の持つ資格や、これまでのキャリアを活用して、様々な分野で活躍しながら、地域活性の取組みに携わっています。いつも明るく、周りに人が絶えない小田さんの、住む場所にとらわれない働き方も含めて、富士宮での生活を教えてもらいました!
都会の仕事をオンラインで受け、地元の仕事を対面で受けています。
まちなかの商店街の中で暮らしていますが、自然や豊かな湧き水、浅間大社に囲まれ、毎日がワーケーション気分です。ちなみにUターン移住5年目です!
私自身、20代・30代は東京や名古屋で過ごし、40歳になる年に富士宮にUターン移住しました。地域を離れた理由は「学びたいこと、やりたいことが富士宮の外にあったから」です。その土地に暮らすことは、働くことと関係すると、私は考えています。他地域で働いた経験を通して富士宮を見ると「若い方々が失敗してもいい、チャレンジできる環境が少ない」のではないかと感じています。首都圏があまり遠くない富士宮にとって、多様な学び、仕事、人がいる首都圏を「チャレンジができる場所」と感じ、気軽に目指すことができることも起因しているのではないでしょうか。
解決策としては「暮らしやすさ」と「テレワーク」がキーワードだと考えています。富士宮に暮らしながら、多様な学び、仕事を手に入れることができ、地元に居ながら、チャレンジできる環境が手に入ります。また、仕事や家庭以外の大人に触れることができる「大人の交流・学びや対話の場(サードプレイス)」があれば、地域全体で若い世代を応援し、若い世代から学ぶことができる多様な人のつながりができるのではないかと思っています。
※どなたでもご参加いただけます。
※当選者の発表は賞品の発送をもって
代えさえていただきます。
※プレゼントは全て富士宮市ふるさと納税の返礼品にも登録されています!
オンラインで市役所職員や在住者、関係事業者と
交流、意見交換を行っていただける
20代~30代の女性の方を募集します。
富士宮市について全然知らなくても、
富士宮市出身でもOKです。
※応募過多の場合は抽選となります。
2023年1月8日(日)まで
<アンケートキャンペーン>
商品の発送を持って当選者の発表と代えさえていただきます。
残念ながら落選となった応募者様へのご連絡は行っておりません。
<オンライン交流会>
1月14日(土)までにご参加をお願いする方に富士宮市、
もしくは運営事業者(チームラボセールス株式会社)よりご連絡を差し上げます。
<アンケートキャンペーン>
これらプレゼントはすべて富士宮市のふるさと納税の返礼品に登録されています。
<オンライン交流会>
交流会への参加資格+お礼の品(特産品)をご用意します。
応募者様の回答内容については、富士宮市および運営業者は一切責任を持ちません。万一応募者様の回答内容により、第三者との間に紛争などが生じた場合には、応募者様ご自身がその責任において当該紛争などを解決していただきます。
いただいた個人に関する情報はプレゼント当選商品の抽選および発送にのみ使用させていただきます。 また、以下の項目をご確認および同意いただいたうえでご応募ください。