こんにちは、のりです。
先日、地域の防災訓練に家族で参加しました。
富士宮市では各自治会ごとに年に数回の防災訓練が実施されていて、小中学生は家族と共に必ず参加するよう学校で指導されています。

今回の私の住んでいる地域で実施された訓練では、まず各世帯ごとに黄色いハンカチを道路から見える場所に掲げました。

富士宮市で災害時に黄色いハンカチを掲げることは、「わが家は大丈夫」だから「他の人を助けてほしい」という意味をもちます。
安否確認を短時間で簡単に行うために市が推進している取組みなのです。

その後班単位で近くの広場等に集まり、どこの家族が何人参加しているか人数を確認し、全員揃ったところで区全体の集合場所に移動しました。
集合場所では、可搬式ポンプの使い方の説明を受けたり、炊き出し訓練等に参加しました。

炊き出し訓練では、従来の米を薪と釜で炊く方法と併せて、新たに包装食袋を使ってご飯を炊く方法も実習しました。

★包装食袋を使ったご飯の炊き方★

１）長細いビニール袋に洗ったお米100グラムと水100CCを入れ、中の空気をしっかり抜き袋の口を固く結びます。
２）米の入ったビニールを沸騰したお湯の中にいれ、30分煮ます。
３）5〜10分蒸らして完成です！

包装食袋でのご飯はちょうど良い固さに炊けていて、味も期待以上でした！
災害の時は綺麗な水は貴重ですが、この方法なら鍋釜を汚さず、袋のまま皆に食料が配れるので便利だなと感じました。
また、釜で炊き始めた時に火が強すぎたので、ベテランの方が火を弱めるようにアドバイスしてくれました。
私たちや子どもたちのように、大きな釜等で炊き出しをしたことがない世代にとって、このような訓練は貴重な体験になるでしょう。

近年、世界中で地震や洪水などの大規模災害が発生し、多くの方が被害に見舞われるといったニュースが後を絶ちません。
これからも自治会の防災訓練には地域の一員として家族で積極的に参加し、いざという時に周囲の方々と助け合い動ける身でありたいです。

わが家は大丈夫！黄色いハンカチ作戦(R)（富士宮市のサイトです）
www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/citizen/llti2b0000001ap8.html

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